牧場のこと

豊かな自然に囲まれて
ストレスなくのびのびと

私達は2つの生産法人、5つの直営牧場で、高品質のブランド牛を育てています。私達の牧場はすべて、澄んだ空気と清涼な水、豊かな自然、四季がはっきりとした東北の山麓の気候のなかにあります。牛舎はゆったりとして清潔に保たれ、牛たちが気持ちよく快適に過ごせるような環境づくりを実現しています。

深い理解と
気配りで
牛たちの
健康を支える

血統に優れた牛たちのポテンシャルを最大限に引き出すためのお手伝いをする。それが私達の仕事です。スタッフ全員が「牛の言葉がわかるようになる」ことを目標に、愛情をもって牛たちに接しています。デリケートな性格である牛たちがストレスを抱えることのないよう常に気を配り、健康維持に留意し、細やかに世話し、管理しています。

経験と実績が
裏付ける
独自の飼料設計

飼料は、牛の肉質づくりに大きく影響します。私達の牧場では、トウモロコシや大麦、ふすまなどを主原料に、長年の研究と経験を生かした独自に設計した飼料を使用しています。牛の種類や、育成の段階や牧場ごとに、飼料の設計や配合を変えており、それぞれの牛の健康な育成に最適な給餌を行っています。


農場HACCP認証農場

畜産物の安全性を向上させるためには、個々の畜産農場における衛生管理を向上させ、農場から消費者までの一貫した衛生管理を行うことが重要です。 この度、高橋畜産グループの各牧場では、農林水産省推薦されている「農場HACCP」の認証農場となりました。 更に安心安全をお届けるすため、より一層衛生管理に取り組みます。

※農場HACCPは、畜産農場における衛生管理を向上させるため、農場にHACCPの考え方を採り入れ、危害要因(微生物、化学物質、異物など)を防止するための管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことにより、農場段階で危害要因をコントロールする手法です。

JGAP認証農場

JGAPとは日本の生産環境を念頭に置いた農業生産工程管理の手法であり、農業生産者と農畜産物流通業者の両者が 協力して開発するべきものです。農業生産者が継続的に実行可能であり、かつ消費者・食品事業者が安心できる農 業生産工程管理を構築する必要があります。JGAPは農業生産者が自主的に取り組むべき経営手法である一方、その導入の達成段階は審査・認証制度を通して社 会に広く認知されるべきであり、農業生産者が農畜産物・家畜の販売において供給者としての信頼性を表現する基 準としても機能すべきものです。 農畜産物の安全を確保して消費者を守り、地球環境を保全し、同時に持続的な農業経営を確立することがJGAPの目 指す最終的な目標です。

※蔵王ファーム山形蔵王牧場は、2019年にJGAP認証を取得いたしました。JGAPとは、食の安全や環境保全に取り組んでいることが、第三者機関の審査により確認された農場に与えられる認証です。 食品安全、家畜衛生、アニマルウェルフェア、環境保全、労働安全などの113の基準をクリアし、畜産物の安全性向上や環境保全型農業を実践するための農業生産工程管理手法の一つです。

  • 株式会社蔵王高原牧場

    川崎育成牧場

    宮城県川崎町にある川崎育成牧場では繁殖および生後約1ヶ月の仔牛を導入し、哺乳・育成を行います。育成はおよそ月齢8ヶ月程度まで。それまでのあいだは、免疫力を高め、健康に育つよう、細心の注意が払われています。
    ◯繁殖頭数 約400頭
    ◯育成頭数 約600頭
    ◯敷地面積 159.5万㎡

    宮城蔵王牧場

    宮城県蔵王山麓に位置する広大な牧場で、高橋畜産オリジナルブランド〈蔵王牛〉を肥育しています。交雑種ブランド最高峰をめざしたこのブランド牛は、私達のノウハウを注ぎ込んだ自慢のドメーヌ牛です。
    ◯生産頭数 約1,300頭
    ◯敷地面積 70万㎡

  • 株式会社蔵王ファーム

    山形蔵王牧場・山形第2農場

    山形蔵王牧場と山形第2農場は、主として〈山形牛〉の肥育・仕上げを行っています。令和元年、蔵王ファーム山形蔵王牧場は〈JGAP認証農場〉認証されました。
    ◯生産頭数 約600頭
    ◯敷地面積 〈山形蔵王牧場〉4万5千㎡〈山形第2農場〉2千6百㎡

    米澤農場・米澤第2農場

    米澤農場は、主として〈米沢牛〉の肥育・仕上げを行っています。基準の厳しい米沢牛育成のノウハウを積み重ね、より美味な牛肉生産に努めております。
    ◯生産頭数 約100頭〈米澤計〉
    ◯敷地面積 〈米澤農場〉1万6百㎡ 〈米澤第2農場〉2千4百㎡

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